2016年3月11日金曜日

2月10日開催の都市計画審議会の発言訂正を求める意見

2月10日に開催された都市計画審議会における市の説明に対し、市民の方から匿名で以下の指摘をいただきましたのでご紹介します


市の発言(要旨)

地元説明等において、都市計画案の公表時期を8月ごろ、また都市計画決定時期を11月ごろというふうな形で設定してございましたが、1月23日の説明会において境浄水場再構築事業の建築計画及び都市計画原案の考え方について説明を行い、周辺住民の方々の一定程度の理解を示していただけていることから、記載のとおり、都市計画の案につきましては、5月に都市計画審議会を予定して、6月ぐらい、あと夏ごろに都市計画決定を行いたいという予定で進めていきたいと考えてございます。」


参加住民が「一定程度の理解」を示した事実はありません

当日の説明会では、再構築計画を前倒しするような「一定程度の理解」を示す市民の意見は皆無でした。むしろ、市民と丁寧な議論を尽くすよう求める意見や計画に反対する意見が数多く寄せられています説明会に参加した市民を軽んじているばかりか、都合よく利用するものであり、市民からの信頼を著しく失う行為です。


※当会では議事録が公表されている事実を確認できていませんでした。匿名で情報をお寄せいただいた方にこの場をお借りして御礼いたします。

(議事録PDFファイル)
市に問い合わせたところ、未確定の原稿であることが判明したため、リンクを一旦非表示としました。市の担当者の発言要旨については確認しています。


市長タウンミーティングでも住民説明会の問題点を指摘

2月20日(土)に関前コミセンで開催された市長タウンミーティングにおいて、当会より、境浄水場再構築計画について、「市民と行政の建設的な対話が出来ていないこと」を指摘し、「住民説明会では、それぞれが一方的に言いたいことを発言して、建設的な対話になっていない。昨年、市民から提出した意見書についても、各項目について十分な回答をいただいていない」旨を市長にお伝えしました。


市に対しては、住民と武蔵野市が「建設的な対話」を出来る場(※)を設けていただくよう、引き続き要請します。

※具体的には、都市計画審議会へ住民意見を適切に伝えるために、市民と市議会議員、専門家等で構成される委員会もしくはミーティングの設定をいいます。武蔵野市マスタープラン策定時に市民を交えて検討した委員会に近い形式をいいます。




3月12日(土)10時30分から住民説明会が開催されます

市民の方はぜひご参加ください。(以下は市役所HP抜粋)

平成28年3月12日(土曜日) 午前10時30分から
関前コミュニティセンター 関前2丁目16番10号