2016年9月15日木曜日

東京都水道局による住民説明会開催

9月14日(水)午後7時より、東京都水道局主催の住民説明会が開催されました。
境浄水場の再構築事業に関する「大規模開発基本構想」についての説明(※)がありました。

(※)施設の高さや日影、外観案、意見書募集等についての説明



<ほぼゼロ回答>

都の基本構想は、これまで武蔵野市まちづくり推進課が中心となり進めてきた住民説明会や意見書募集等で市民から寄せられた要望の多くが反映されていない(認識されていない)内容として評価せざるを得えないものでした。
外観案についても、市が建設しているクリーンセンターのような意匠性や工夫もなく、ただレンガ色かどうか、といった提案内容でした。


●主な質疑応答

・東京オリンピックが開催されることもあり、サッカー場などの地域住民に還元する施設を期待していた
 →都の回答: 東村山浄水場の老朽化に伴う境浄水場の再構築事業であり、境浄水場の水の一部は武蔵野市にも供給されている

・(これまでの住民説明会等でも意見のあった)井の頭通り側の狭い遊歩道の拡幅は検討しているのか?
 →都の回答: 初めて聞く話であり、特に考えていなかった

・(これまでの住民説明会等でも意見のあった)フェンス等の配置、構造はどう計画しているのか?
 →都の回答: 今後、示していきたい

・敷地内の植栽は守られるのか?
 →都の回答 : 伐採せずに緑を守っていきたい(但し、入口付近のごく一部は工事の都合で伐採予定)

・植栽の少ない新境通り側に桜などの中・低木を植栽して欲しい
 →都の回答: 前向きに検討したい。貴重な意見として伺っておきたい

・オゾンの安全性について、モニタリング数値等をホームページで開示して欲しい
 →都の回答: オゾンの排気はゼロであるが、開示については水道局のサービス推進課で対応を検討すればよいことと思う

・意見書の提出方法について、書留郵便を指定しているが、市民感覚からすれば切手代もかかるため、都に意見を伝えにくい。意見書の募集期間中だけでも、境浄水場に専用ポストを設置するか、メールでも受け付けられないか検討してほしい(市はメールでも受け付けてくれたが・・・)
 → 都の回答: 郵送でお願いしたい


●当会の意見
東京都水道局と武蔵野市は今まで以上に積極的に連携し、これまで市民から寄せられた意見書や都市計画審議会委員・市議から出された意見や議論の経緯を尊重し、市民と丁寧な対話を続けるよう要請します。


※同じ内容の住民説明会が9月17日(土)午前10時30分より関前コミセンで実施されます。


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